完全数

先日、野球の背番号にまつわる逸話を扱った番組で「完全数」というものを知りました。

「完全数」とは、自然数の中で自身を除いた約数の和が、その数と等しくなる数のことです。

 

例えば、一番小さな完全数は「6」です。6の約数は、1、2、3、6です。この約数のうち自分自身の6を除いて足すと1+2+3=6となります。このような数を「完全数」といいます。

6の次に小さな完全数は28で、1+2+4+7+14=28となります。

 

この「6」と「28」をプロ野球の背番号と結びつけると、「6」は史上唯一、三度の三冠王を獲得した落合博光さんの背番号、「28」はシーズン最多奪三振401の記録を持つ江夏豊さんの背番号です。

 

番組では江夏さんの逸話としてこんな話が紹介されていました。

江夏さんは、阪神タイガース入団時に、3つの背番号「1」「13」「28」の中から選ぶように言われたそうです。そのうち「1」は、1年先輩で高校時代からのライバルと意識していた近鉄バファローズの鈴木啓示さん(通算317勝の大投手)の背番号ということで辞退、「13」は何となく不吉だということで、「28」を選んだとのことでした。

 

江夏さんご自身は「28」が完全数だということはご存じなかったようですが、偶然選んだ背番号が完全数で、しかも今も破られていないシーズン最多奪三振401を記録するような凄い投手になったのですから、不思議な因縁だと思います。

 

ちなみに、「28」の次の完全数は「496」「8128」「33550336」…と続き、2013年2月現在で48個あります。

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