500℃の水蒸気!?

電気を作る発電には、水力発電、火力発電、原子力発電など色々な方法がありますが、日本で最も多く用いられているのは火力発電で、2013年度は全電力の約9割を占めています。火力発電の中で水蒸気によってタービンを動かすものを汽力発電といいます。

 

水は通常100℃で沸騰して、水蒸気に変わりますが、汽力発電で用いられる水蒸気は500℃以上になります。

 

「500℃の水蒸気!? 本当にそんなものができるの?」

それができるんです。

もちろん普通ではできません。水に“ある仕掛け”をすると500℃の水蒸気ができます。

 

“ある仕掛け”とは、圧力です。

水に限らず物質は圧力を高くすると沸点が上がります。その性質を利用して、水蒸気の圧力を約30〔MPa〕まで高くすると、500℃以上の水蒸気を作ることができます。

 

標準的な大気圧が約0.1〔MPa〕ですから、とんでもない圧力ですね。

 

ちなみに、圧力が低くなると沸点は下がります。富士山の山頂では87~88℃で水は沸騰します。カップ麺を作るときには、少し長く待たないといけない温度ですね。笑

カテゴリー: ブログ
閉じる
翔泳社アカデミーの特長
試験ガイド
効率よい勉強
電験三種の仕事