1[N](ニュートン)の力の大きさとは

物の量の大小を表すときに単位をつかいます。

メートルやグラムなどは、日常的によく使いますので1[m]はどれぐらいの長さか、1[kg]はどれぐらいの重さか実感できますが、1[N]の力の大きさとなるとどうでしょう。

10年ほど前までは、中学の教科書でも力の大きさの単位は[kg重]を使っていました。
つまり、1[kg]の質量の物を手にのせたときに、手が下向きに受ける力のことです。これは、分かりやすいですね。

現在では、力の単位は[N]を使うように変わっており、1[kg重]≒9.8[N]です。
9.8 というのは、重力加速度(地球の重力によって物が上から下に落ちるときの加速度)が、9.8 [ m/s^2 ](メートル毎秒毎秒)だからです。

1000[g]÷9.8≒102[g]より、結局1[N]の力の大きさというのは、約100[g]の物(小さめのりんご)を手にのせたときに、手にかかる力の大きさということになります。

単位の[N](ニュートン)は、りんごが木から落ちるのを見て万有引力の法則を発見したといわれている、ニュートンから来ています。

[N]を、基本的な単位で書き表すと[ kg・m/s^2 ](キログラムメートル毎秒毎秒)となります。つまり、1[N](ニュートン)とは、1[kg](キログラム)の質量をもつ物体に1[ m/s^2 ](メートル毎秒毎秒)の加速度を生じさせる力ということになります。

また、力の大きさを表す単位で「馬力」というのがあります。もとは、馬一頭の持つ力を1馬力といったのでしょうが、馬といっても色々力の差はあるでしょうから、今では、1馬力とは、「75kgの物を1秒間に1m持ち上げることのできる力」と定義されているようです。

鉄腕アトムは10万馬力の力を持っているということですが、馬10万頭の力を持ってすれば、飛行機や船でも持ち上げることができるということでしょうか。

 

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