電験3種の記号と単位 「1[A](アンペア)の電流の大きさとは」

オームの法則 I = V/R(電流=電圧÷抵抗)より、1[Ω]の抵抗に、1 [V]の電圧を加えたときに流れる電流の大きさが1[A]です。
I=1[V]/1[Ω]=1[A=V/Ω]

また、電流とは電荷の移動のことです。1秒間に(1[s]当たり)1[C](クーロン)の電荷が移動するときの電流の大きさが1[A]です。(sは、secondの頭文字、秒を表す単位です)
I = Q/t(電流=電荷量÷時間)
→ I=1[C]/1[s]=1[A = C/s]
逆に言えば、1[A]の電流によって1秒間に運ばれる電荷量が1[C]です。
Q=I t(電荷量=電流×時間)
→ Q=1×1=1[C = A・s]

さらに、[A](アンペア)は、SI(国際単位系)基本単位の一つで、国際度量衡総会により、
「 1アンペアとは、真空中に1メートルの間隔で平行に置いた、無限に長い2本の導体に電流を流したとき、導体1メートルごとに2×10の-7乗ニュートンの力が働くときの電流の強さ。」
と、定義されています。これは、平行2直線導体間に働く電磁力の大きさを求める公式より理解できます。

[A](アンペア)という単位は、電流とその周りにできる磁場との関係(右ねじの法則)を発見したフランスの物理学者、アンドレ=マリ・アンペールの名にちなんでいます。
電流の大きさを表す量記号Iは、intensity of electricity(電気の強さ)からきています。

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