3Dプリンターの実用化が金型を作る技術者の仕事を減らす?~ネガティブ思考をポジティブに変えようⅠ~

「私は、工場で金型を作る仕事をしています。10~20年後には、3Dプリンターが実用化して、人間の仕事が減るので、自分達はリストラになるのではないか?」と心配して電験三種を取ろうと思ったという人がいました。

確かに機械化がどんどん進むと、ロボットが工場で働くようになり、人間が不要になり、多くの人がリストラされているのでしょう。今までも、そしてこれからも。

工場だけではありません。家庭では、盲導犬、聴導犬、介助犬が、ロボットになる時代が来るでしょう。お掃除ロボット。お手伝いロボット。介護ロボット、最近では低価格で会話ロボット「オハナス」なんて登場しました。

サービス業では、例えばホテルではフロントのチェックイン、チェックアウトの受付ロボット。ホテルの荷物を部屋まで運ぶポーターロボット。

フード産業では、お寿司、卵焼き、パスタ、ピザの生地作りの機械まで開発されています。

どんどん人間の精巧な技術が不要になってきていますね。

しかし、昔から「手に職を!」と考えて、親方から技術を受け継ぎ努力に努力を重ねた伝統や、わざがあります。この人から人への技術の伝承は、日本が世界一なのだと思います。
単純作業はもちろん、少しぐらい特殊な技術でも、最近は機械化されている現実を見て「将来、どうなるのだろう?」と、不安を感じている人は多いと思います。しかし、伝統工芸、宮大工の技術、精密工業の技術など、まだまだ機械化は難しいのでしょう。人間の細かい手先の作業や、熟練した職人の勘やさじ加減は、なかなかコピーできないのだろうと思います。

 

さて、3Dプリンターは本当に金型技術者達の職を奪うのでしょうか?

実際の3Dプリンターの課題としては、量産化した製品を作ることが難しいことをあげられます。将来の使い勝手としては、金型なしで少量のものを作ることや、医療分野における患者一人一人に合わせたオーダーメイドの人工骨やインプラントなどの製品となります。大量生産するためには、出力時間がかかりすぎるからです。

最近では、材料として、金属積層造形3Dプリンター等、樹脂から金属やセラミックへと進化してきています。しかし、精度を求めて、ぎざぎざなところをなめらかにするには、出力をもっと時間をかける必要があります。職人の勘や微妙なさじ加減を反映させるまでは、まだまだかなりの時間を要するのではないでしょうか?

実際には、そこまで悲観しなくてもよいのではと思います。しかし、本当に「職がなくなるかも?」と思ったら、それは「新しいものに挑戦するよいきっかけなのだ」と考えませんか?追いかけられて切羽詰まるようにネガティブに考えるとよいことありませんよ。どんな仕事に就いている人だって、新しいことに挑戦し続ける人は、人生の成功を修めているものです。その新しいことが電験三種であれば、私たちとしては歓迎です。ネガティブをポジティブに考えて、早く新しいことを目指しましょう。

 

2015111101

参考:電験三種の就職  http://denken3.com/electrical_chief_engineer/ece01/

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