みなさんこんにちは、電験女子です。
今日は電力科目でよく耳にするコロナについてつぶやきます。
そもそもコロナって何か。
コロナ放電とかコロナ損とかコロナ臨界電圧とか。
後ろ2つはコロナ放電に伴うことなので、まずはコロナ放電について説明をします。
難しく定義すると、(正しく定義すると)空気中に2つの電極があり、その電極間に加えた電圧を上げていくと、電極の表面の空気の絶縁が壊れ、放電がおこる。これがコロナ放電。
もっと簡単にいうと、AとBの間の電圧が大きくなるとバチっていって火花がおこるよ。これがコロナ放電です。
次にコロナ損とは。
コロナ放電に伴う電力損失です。
当然、バチっていって火花がおこったら、電気が熱や光や音などに変わっているので、これは立派なエネルギー損失!
では一番難しそうなコロナ臨界電圧とは・・・
これ以上いったら乱れたらバチって火花おこすで、っていう境目です。
臨界というのは、境界と考えると分かりやすいですね。
こちらは正しく定義してやると、大気中の場合波高値30kV/cmで実行値30/√2=21.2〔kV/cm〕です。
ちなみに、気圧が高ければ高いほど、コロナ臨界電圧は高くなります。また、湿度は低いほうがコロナ臨界電圧は低下します。
分からなかったら上記のようなイメージでテキストを読むと、少し理解しやすくなるのではないでしょうか。