電験三種の勉強時間について

「電験三種は、どのくらい勉強したら合格できますか?」

日ごろ、このような質問がよくあります。
しかし、これはとてもむずかしい質問なのです。
なぜなら、勉強のやり方、個人差も大きく関わってくるからです。
ここでは、勉強時間をテーマに話をします。

1.同じものでも、マスターする時間には個人差がある

まず、1つ目の項目の「マスターする時間」は、個々によってかなり差があります

電験三種はある一定の数学の知識が必要です。
例えば、あなたが「三角関数」の勉強が必要だと考えます。

「高校生の時にまったくダメだった…」
しかし、それは、「三角関数」を単純に勉強すればよいのか、そもそもその土台である「基本的な計算」、「三角形の基本的な性質」、「三角比」などから復習しなくてはならないのかで異なってきます。

「まったくダメだった」ということは、その前の土台からやらなくてはならない可能性があります。
どこから勉強をしなくてはならないのかによって、勉強に必要な時間も違ってきます。
あなたは1つの項目をマスターするのにどのくらい時間がかかるのでしょうか?
数学が得意な人とそうでない人の勉強時間の差はとても大きい差があります。

2.「マスターした」の定義とは?

次に、どこまで勉強すればマスターしたことになるのでしょうか?
テキストを読んで、または講義を視聴して「まあ、理解した」でよいでしょうか?
かなりの人がこれでマスターしたと考えるようです。

あなたは学生時代、1つの項目を勉強して、試験に臨むためには、それでよかったでしょうか?
実際には、多くの問題を自力で解いて確認していきます。
わからなかったところをもう一度復習して、再度問題を解きます。
そうです。
演習を繰り返したはずです。
「マスターした」とは、「ある程度の問題を自力で解けるようになった」という実績による判断が必要です。

3.「1日○時間の勉強」とは?

多くのみなさんは、働きながら電験三種の勉強をしています。
インターネットによく出てくる「電験三種の勉強は、1000時間必要」というのは、だいたい、1日3時間を1年間勉強しなければいけません。

しかし、全ての人がこれに当てはまるかは異なってきます。
1.同じものでも、マスターする時間には個人差がある」でも、お話ししたように、マスターする時間は、人それぞれだからです。

この「1日○時間の勉強」は果たして、良いのでしょうか?
もちろん、計画を立てることは必要です。
しかし、「この分野は、○時間したから良い!」というものでもありません。
きちんと「マスターした」という時間を持って、お勉強を進めていくことが重要なのです。

4.どのくらいの時間が必要なのか?

翔泳社アカデミーの講座は、1日平均1時間を1年間勉強することを基本に考えたカリキュラムです。
ただし、これはあくまでも平均的な話です。
数学が得意で理系の人はもっと短い時間で合格しますし、数学が苦手な人は、はっきり言ってもっとかかります。

学習する順番は、まず1科目で設定している数学をマスターしてから理論から始めます。
それから、電力、機械、法規です。
最初の数学、理論をきっちりとマスターしなければ、進むにつれて勉強についていけなくなります。

各科目は、「確認問題」「実践問題」「応用問題」とステップ学習ができるように教材を開発しています。
そのため、自力で解けるように努力して演習を繰り返していけるわけです。
演習の注意点は、「すぐに答えを見て暗記するようなやり方をせず、できる限り自力で解く」です。そうしないとマスターしたことにはなりません。
もっと時間を要することになります。

翔泳社アカデミーの講座は、受講した人がその人の実力に応じて「その人の最短でマスターできる」ようにつくられているわけです。

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