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EXAMINATION

試験情報

令和4年度上期 科目別出題傾向

理論

今回の問題は、比較的得点しやすい問題も多く、問題の取捨選択が上手にできれば、得点しやすい出題だったと思います。

A問題は、問1及び問2が「静電気」、問3及び問4が「電磁気」、問5が「直流回路」、問6が「静電気」、問7が「直流回路」、問8及び問9が「交流回路」、問10が「過渡現象」、問11~13が「電子工学と電子回路」、問14が「電気計測と電子計測」に関する問題でした。

B問題は、問15が「三相交流回路」、問16が「直流回路」、問17が「静電気」、問18が「電子工学と電子回路」に関する問題でした。

文章・計算問題の割合は、文章問題が約3題で約1.5割、計算問題が約17題で約8.5割となり、計算問題の割合が例年よりも多く、時間配分が難しかったのではないかと思います。

今回の分野毎の出題割合に関しては、「静電気」の分野の問題が多く、問10についても問題文には過渡現象と記載がありますが、内容は静電気の問題でした。

問題の難易度の幅が大きかったことが今回の試験の特徴と言えます。落ち着いて得点できる問題をきちんと得点できたかが合格のポイントとなるでしょう。

電力

今回の問題は例年通りの出題でした。

A問題は、問1が「水力発電」、問2及び問3が「火力発電」、問4が「原子力発電」、問5が「風力発電」、問6~問10が「送配電」、問11が「地中送電」、問12が「変電」、問13が「送配電」及び「地中送電」、問14が「電気材料」に関する問題でした。

B問題は、問15が「水力発電」、問16が「変電」、問17が「送配電」に関する問題でした。

文章・計算問題の割合は、文章問題が12問で6割、計算問題が8問で4割でした。

今回は基本的な問題も多く出題されたので、過去問などで繰り返し演習されていた方は合格できたのではないでしょうか。 電力も理論と同様に、得点すべき問題できちんと得点できたかが合格のポイントとなるでしょう。

機械

今回の問題はとても難易度が高い出題でした。

A問題は、問1が「直流機」、問2及び問3が「誘導機」、問4及び問5が「同期機」、問6が「ステッピングモータ」、問7が「各種電動機」、問8及び問9が「変圧器」、問10が「パワーエレクトロニクス」、問11が「電動機応用」、問12が「電気化学」、問13及び問14が「論理回路」に関する問題でした。

B問題は、問15が「自動制御」、問16が「パワーエレクトロニクス」、問17が「電熱」、問18が「論理回路」に関する問題でした。

文章・計算問題の割合は、文章問題が約10問で5割、計算問題が約10問で5割と、ちょうど半分ずつの出題でした。

直流機の回路に関する計算問題が出題されなかったこと、B問題において4機器(直流機、誘導機、同期機、変圧器)に関する計算問題が出題されず、論理回路に関する問題が多い等、例年と出題が大きく異なっていました。 難しい問題の中から得点できる問題を見極める必要があり、得点が伸びにくかったのではないかと思います。

法規

今回の問題は、計算問題に関しては例年通りの難易度でしたが、文章問題がこれまでに出題されたことが無い条文に関するものが多く、難易度が高い出題でした。

A問題は、問1が「電気事業法」、問2及び問6が「電気設備技術基準」、問3~問5及び問7が「電気設備技術基準の解釈」、問8が「発電用風力設備に関する技術基準を定める省令」、問9が「電気の需給状況が悪化した場合における電気事業法に基づく対応」、問10が「過電流継電器と真空遮断器との連動動作試験」に関する問題でした。

B問題は問11が「絶縁性能試験」、問12が「需要率、負荷率」、問13が「水力発電所」に関する問題でした。

文章・計算問題の割合は、文章問題が9問で約5.6割、計算問題が7問で約4.4割と、少し計算問題の割合が多い出題でした。

計算問題である問12及び問13は過去問とよく似た問題が出題されたため、過去問でしっかり対策されていた方は得点できたのではないでしょうか。文章問題であるA問題の難易度が高かったため、いかに計算問題で得点できるかが合格のカギと言えるでしょう。