合格発表と合格基準点

電験三種の試験日から合格発表まで。

試験終了から合格発表までは、ドキドキするものですよね。ここでは、気になる合格基準や免状交付までの流れなど、合格発表関連の情報についてお伝えいたします。

1.試験の結果発表について
2.合格基準点とは?
3.科目合格留保制度とは?
4.3年計画はおすすめしていません!
5.認定資格取得のための資格取得制度
6.免状の交付について
7.試験制度は必ず理解しましょう

1.試験の結果発表について

試験の結果発表及び通知書発送は、毎年10月下旬に実施されます。(一財)電気技術者試験センターのホームページにて、発表日から約1ヶ月間、合格者の受験番号を検索できます。発表当日の検索は大変込み合い、繋がりにくくなる可能性もあります。
また、試験結果通知書も発表当日に発送されます。発送予定日から1週間を過ぎてもお手元に到着しない場合や紛失した場合は、試験センターの本部事務局に電話で問い合わせてください。

参考:(一財)電気技術者試験センター

2.合格基準点とは?

電験三種の各科目合格点は、試験の結果発表時に公表されます。これまでの実績によると合格基準が60点より高くなることはなく、科目間調整により、それ以下の場合もしばしばあります。科目間調整とは、試験後に第三種電気主任技術者試験委員会が最終的に合格基準点を決定するしくみのことです。過去には、合格点が55点や50点まで引き下げられたこともあります。
試験後に自己採点をした結果50点前後の場合は、慌てずに結果発表を待ってみましょう。
合格を目指す皆さんは100点を目指すのではなく60点を超えるための学習法を考えていきましょう。

参考:電験三種の合格基準点

3.科目合格留保制度とは?

4科目全て合格しなくても、科目ごとに合格した場合には、科目合格となります。
翌年より2年間の試験では申請により、科目合格の試験が免除されます。従って、3回の試験で4科目合格すれば、第三種電気主任技術者資格が得られることとなります。
免除申請をしなかった場合は、その合格科目について保留の権利がなくなってしまうので、注意してください。

合格

4.3年計画はおすすめしていません!

翔泳社アカデミーでは、科目合格留保制度があるからといって、最初から3年計画での学習はお薦めいたしません。3回の試験で4科目合格できないと最初に合格した科目の合格は取り消されてしまうのです。ここに陥ってしまい、長期に渡り合格に苦労されている方もいらっしゃいます。できるだけ、1年で4科目の合格を目指しましょう。

試験日までそれほど時間がない場合は、最初の年はなるべく科目を絞って確実に合格点をとり、翌年には全て合格を目指します。3回目の年の試験はあくまで万一のためと考えるとよいでしょう。
電験3種の各科目は、学習をする上で、バラバラではなく共通している部分や、つながりが深い部分がたくさんあります。科目を絞って合格を目指すことにしても、1科目だけを学習しても理解出来ないところもたくさんあります。各科目の関係性をつかんだ上で、学習計画を立てると良いでしょう。

5.認定資格取得のための資格取得制度

試験に合格する以外に、認定校を所定の単位を修得して卒業し、所定の実務経験を得て申請する方法(学歴と実務経験による免状交付申請)があります。認定校卒業者の中で単位を修得できていない方は、その不足単位の授業内容が含まれる試験科目に合格し、実務経験等の資格要件を満たせば、免状交付の申請をすることが可能です。
この単位修得とみなせる受験科目は、「電力」「機械」「法規」の3科目のみです。「法規」を含む2科目「電力と法規」、「機械と法規」の受験、または、「電力」「機械」「法規」のいずれか1科目の選択となります。
対象者の単位修得の有無の詳細につきましては、ご自身が卒業された認定校にお問い合わせください。

6.免状の交付について

お手元に試験結果通知書が届いたら、試験センターの申請窓口に申請して免状の交付を受けましょう。免状交付申請書は、結果通知書に同封されています。免状が交付されるまでの所要期間は、申請から約2ヵ月となります。

7.試験制度は必ず理解しましょう

電験三種には科目合格留保制度があり、3年間で4科目揃えば良い試験となっていますが、先程ご紹介した通り免除申請をしなかった場合は合格科目について保留の権利がなくなってしまいます。このように注意すべきことが意外とたくさんありますので、試験制度は必ず確認しておきましょう。