電験三種はどのくらい難しいのか?

電験三種はどのくらい難しいのか?

電験三種は、「電気について本当に理解をして安全に扱えるのか」が問われる試験です。高い専門性と広い学習範囲が原因でむずかしい試験と言われています。
しかし、高校・大学受験のように定員を越える人数をふるい落とすような資格ではありません。誰でも(一財)電気技術者試験センターが設定した合格基準(各科目60点) を越えることができれば、取得ができる資格なのです。
では、電験三種は、本当はどのくらい難しいのでしょうか?

1.合格のするために定員制限が「ある試験」と「ない試験」
2.国家試験を難易度で整理するとわかること
3.電験三種の合格率が低い理由
4.試験センターの出題方法からわかること
5.電験三種の合格率が低くなってしまう、もうひとつの理由
6.正攻法で電験の合格を目指そう!

1.合格のするために定員制限が「ある試験」と「ない試験」

試験には、定員がある試験(合格者数制限がある試験)と定員がない試験があります。制限がある試験の代表例としては、高校・大学受験です。学校の定員がありますから、全員合格にすることはできません。また、特定の国家試験では、合格者数が国策でコントロールされている場合もあります。合格者数制限がある試験は、ある意味競争です。確実に合格するためには、満点を目指していく勉強が必要なのです。

一方、一定の合格基準を越ることができれば誰でも合格する試験(合格者数制限がない試験)があります。国家資格のほとんどの場合、定員はありません。代表例としては、自動車免許です。自動車を安全に運転する技能と、安全を担保する法律の知識をマスターすれば誰でも合格します。いくつか挙げると、電気工事士、建築施工管理技士、 ボイラー技士、衛生管理者……とたくさんあります。

電気主任技術者についても合格者数制はありません。(一財)電気技術者試験センターが発表する合格基準点さえ、越えることができれば合格です。合格基準点は、60点か、年によっては科目間調整で下がる場合があります。電験はとにかく 各科目60点を越えれば合格なのです。
ではなぜ、電験の合格率は低いのでしょうか?

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2.国家試験を難易度で整理するとわかること

国家資格では、「専門知識を求められるもの=難易度が高い」と、「最低限の知識と技能が習得を求められるもの=難易度が低い」に分かれます。難易度が高い資格は、合格率も低いことがわかります。一級建築士[学科]が合格率18%と、難易度が高い割に合格率が低くないのは、基本的なことは学校で勉強する人が多いからです。

難易度の高い資格 (高度な専門知識を求められる)
司法書士 (4%)、社会保険労務士 (7%)、一級建築士[学科] (18%)、マンション管理士 (9%)、電気主任技術者 (8%)

難易度が低い資格 (最低限の知識と技能習得)
第一種電気工事士 筆記[筆記] (47%)、1級 建築施工管理技士 (39%)、第一種 衛生管理者 (45%)、一級 ボイラー技士 (59%)、危険物取扱者(35~70%)

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3.電験三種の合格率が低い理由

難易度が低い資格は、「最低限の知識を得て、技能を習得すればOK」なのです。下の図のように「基礎知識」と「試験問題」とのギャップがあまりありません。基本知識を一通り勉強したら、過去問題を繰り返し暗記していくような学習が効果的です。

それに対して、難易度が高い資格は、「本当に必要な知識があるのか、その知識を活用できるのか」が問われます。「基礎知識」と「試験問題」とのギャップがとても大きいのです。試験では、過去の問題とまったく同じ問題や、類似したような問題の出題は少ないようです。そのためギャップを埋めるように勉強することが必要となります。
電験三種において、多くの人が失敗をする原因はこのギャップがあることに気付いていないことも一つの原因です。基礎知識を学習して、いきなり難易度が高い過去問題を中心に勉強をした人が多いのではないでしょうか?繰り返しになりますが、電験三種では試験でまったく同じ問題は出ません。解き方を覚えても、解答までの道筋を自分で確立できなければ、試験問題を解くことができません。パターン丸暗記型の勉強方法では全く意味がないのです。

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4.試験センターの出題方法からわかること


(一財)電気技術者試験センターでは、総勢30名を越える第三種電気主任技術者試験委員会メンバーが毎年直接問題作成をしています。(試験実施後に公表されています)一科目18問位(法規は13問位)ですから、ものすごい人数ですね。電気主任技術者の使命は電気の安全安心を守ることです。本当に理解をしている人を合格させるという強い意志が伝わってきますね…
このことからも、過去問題、類似問題はほとんど出題されないことが理解できます。同じ内容を問うても、違う形で出題されるということを覚えておきましょう。

5.電験三種の合格率が低くなってしまう、もうひとつの理由

電験三種の受験申込者数と受験者数を比較してみましょう。
毎年約6万5000名を越える受験申し込みがあって、実際の受験者数は5万名を割り込みます。合格率は、8%程度ですが、科目合格率は25~30%もあるのです。このことから推測すると、”お試し受験”や最初から”科目合格狙い”の人が多いと言えそうです。こういった人が多いことも原因の一つといえるでしょう。したがって、合格率が低いからといっても、諦める必要はありません。

参考:電験三種 試験データ

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6.正攻法で電験の合格を目指そう!

電験三種に効率良く合格するには、やり方があります。それは、原因の一つにもあった「基本知識」と「試験問題」のギャップを埋めるような学習をすることです。まず、電験に必要な数学、各科目の基本学習をしっかりします。問題はこの後です。
多くの講座は過去問題を練習に問題を解いていくわけですが、それでは「基本知識」と「試験問題の」ギャップを埋めることはできません。もちろん、最終的に過去問題に取り組むわけですが、この段階で過去問を学習しても手も足もでず全く解けなかったということになりかねません。無理なくギャップを埋めるためには、ステップを踏んでいく演習が必要なのです。
また演習の方法は、「解き方を覚える」のではなく「問題の解き方を思いつくようにする力」をつけることが大切です。子供の時を思い出してください。授業で基本を学習したら、問題を解きます。少しずつ難易度を上げて演習をして、最終的にマスターしていきませんでしたか?電験三種に合格をしたいのなら、実は、この方法が一番早いのです。
電験三種は試験のあり方を捉え、正攻法なやり方で勉強すれば、誰でも合格を目指すことができます。

電験三種の試験範囲は膨大です。市販の本は全て分野を掲載しています。これを全部学習するのはとても大変です。そのためにも学習範囲を絞ったテキストを作っている講座を選択するとよいでしょう。そして、単純に「講義が分かりやすそう」ということよりも、「基本知識」と「試験問題の」ギャップを埋めるため「段階的に演習できる仕組み」がある講座であるのかをよく確認しましょう。

翔泳社アカデミーでは、実際の受験生から次のようなの悩みをよく耳にします。
1.イチから学習して自分は理解できたと思い、いざ試験を受けても全然解けなかった。
2.過去問題は徹底して、講座で学んだ、しかし試験ではいつも10点届かない。
3.自分は高校卒で数学が苦手だったので、早い段階で学習が続かなかった。

翔泳社アカデミーの電験三種講座は、そんな受講生の悩みを解決するための講座です。学習範囲は合格に必要なところに絞っています。そして、基礎から段階的なステップ演習ができる講義となっています。初学者、数学が苦手な人でも、基礎からやさしく、理系の方は、必要なところだけを勉強する無駄のない学習を実現しています。
資料請求をすれば、テキストサンプルが用意されています。それをよく見れば、段階的な演習を取り入れた「ステップ学習」が可能な講座であるのか、よくわかりますよ。

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