RECIPE
さくっと合格レシピ
- 2016.07.13
- 数学
単位をそろえるとは?
「〔MΩ〕の抵抗に、
〔kV〕の電圧をかけた時の電流
〔mA〕はいくらになるか。」
このような問題が出てきたとき、〔mA〕と計算することはできません。
なぜ、このような計算ができないかというと、抵抗〔MΩ〕の単位が〔MΩ〕になっているからです。
たとえば 1〔km〕+1〔m〕=1 000〔m〕+1〔m〕=1 001〔m〕
または =1〔km〕+0.001〔km〕=1.001〔km〕
のように単位をそろえることが必要です。
〔MΩ〕=
〔Ω〕
〔kV〕=
〔V〕
〔A〕
問題文より、電流Iの単位は〔mA〕なので
〔mA〕となります。
上記の問題で出てきたM(メガ)k(キロ)m(ミリ)は、接頭語と呼ばれ、10の何倍になるかを示しています。
M は10の6乗
K は10の3乗
m は10の-3乗を表しています。
また、数学や理科分野では、大きな数字は扱いやすくするために、または
という表し方をします。
下記表に接頭語についてまとめています。
電験三種では接頭語を覚えておかないと解けない問題もあるので、しっかり暗記しておきましょう。
c(センチ) …
h(ヘクト) …
m(ミリ) …
k(キロ) …
μ(マイクロ) …
M(メガ) …
n(ナノ) …
G(ギガ) …
p(ピコ) …
T(テラ) …