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揚水発電所の有効落差

揚水発電所の揚水電力や発電出力を求めるときに、損失落差の符号がどっちだったか分からなくなるという方、多いのではないでしょうか。

揚水発電所は、深夜などの軽負荷時の火力、原子力発電の余剰電力を利用し、下部貯水池からポンプにより揚水して上部貯水池に貯水し、重負荷時に上部貯水池の水により発電する方式です。

発電出力を算出する際の有効落差\displaystyle H〔m〕は、総落差を\displaystyle H_0〔m〕、損失落差を\displaystyle H_l〔m〕とすると、

\displaystyle H = H_0\displaystyle H_l

と表します。

それに対し、揚水に必要な電力を求める際の全揚程\displaystyle H'〔m〕は、

\displaystyle H' = H_0\displaystyle H_l

となります。

揚水するときは、発電時の損失分多く揚水しておく必要があるため、損失落差\displaystyle H_lの符号はプラスになるのです。

理由を知っていると符号に悩まなくてよくなりますので、覚えておくと良いですよ。

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カテゴリー: 合格レシピ:電力