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2022.02.08
勉強方法

2022年版!近年の試験から見る電験三種合格の必須条件

令和4年度(2022年度)の試験日程が12月に発表され、8月と3月の2回試験が実施されることが発表されました。また、令和5年度からはCBT方式も導入されると言われています。

これらの試験制度の変更や近年の出題から見えてくる、電験三種合格の必須条件を考えていきます。

目次
電験三種の試験とは
2022年対策のポイント<理論>
2022年対策のポイント<電力>
2022年対策のポイント<機械>
2022年対策のポイント<法規>
2022年対策のポイント<全科目合格>
まとめ

 

電験三種の試験とは

電験三種は、「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目の試験があります。
「理論」は電気の性質、「電力」は発電所・変電所・送配電の電力系統、「機械」は様々な電気にまつわる機械、「法規」は電気を扱うための法律について出題されます。

また、電験三種は1回の試験で一度に全科目合格しないといけない試験ではありません。
科目合格制度があり、一部の科目のみ合格した場合は科目合格となり、翌年度と翌々年度は申請により試験が免除され、その科目は合格扱いとなります。
なお、詳しい科目合格制度の内容については、(一財)試験センターが配布する受験案内を確認してください。
合格率は、少し前は8%前後でしたが、近年は10%前後と少し高くなっています。

電験三種は過去問と同じ問題が出題される試験ではありません。
そのため、しっかり電気の性質や公式、定理を十分理解した上で、問題文を読み、公式や定理、法則を使うなどして、自分で問題を解決できる力が試されます

また、計算問題については、解くプロセスを簡単に考えると、
①問題文を読む → ②式を立てる → ③計算して答えを求める
となります。①や②は主に理論・電力・機械・法規の学習内容を使用しますが、最後の③は数学です。
よって、いくら理論・電力・機械・法規を学習しても、答えを求めるための数学が身についていないと、合格することはできません

 

2022年対策のポイント<理論>

それでは、ここからは科目ごとに試験対策のポイントを考えていきます。

近年、理論の問題を見ていると、一見難しそうに感じる内容でも、少し考えるとこれまでの傾向と似ているとわかるような問題が増えているように思います。
そのため、自分でしっかり理解して学習を進めている人は、問題文を読むと「あっそういうことか」と気づくことができるかもしれません。一方、理解が不十分なまま、とりあえず参考書や過去問演習をしてきた人は、問題文を読んでも対応ができず、「今までに全く出題されたことが無い、目新しい問題だ」と感じてしまうでしょう。
電験三種は理数系の国家資格ではありますが、問題文から的確に状況や条件を読み取ることができる国語力、読解力も試されているように感じました。

 

では、このような試験に対応できるようになる勉強方法は何でしょう?

まずは、理論の学習内容を丸暗記ではなく、しっかり理解しておくことです。
公式を覚えるときは式だけを覚えるのではなく、どんな条件で何を求める公式なのかを理解しておきましょう。ベクトル図は自分で実際に描いてみましょう

次に、問題演習をするときは慣れないうちは実際に回路図を自分で描いてみましょう。問題文からわかる条件を自分なりに書いてみたり、図に書き込んでみたり、使えそうな公式を羅列して自分で選択してみるなどしましょう。
過去問題集などの解説はとてもスマートに記載されており、実際の思考回路とは異なることが多いです。解説の通りに解こうとするのではなく、“トライ&エラー”を繰り返しやってみましょう。時間がかかると思うかもしれませんが、理論を自分の力で解く力がつくと、理論を土台とする電力・機械・法規の計算問題を解く力もついてきます。

 

2022年対策のポイント<電力>

近年の電力は、比較的これまで過去に出題された問題と似た問題が多いように感じます。

計算問題に注目すると、発電所に関する計算問題は理論の知識理解をあまり必要とせず、送配電に関する計算問題は理論の知識理解が必要となります。これだけ聞くと、発電所に関する計算問題に力を入れて勉強をしようと考えらえるかもしれません。
しかし、最近は発電所に関する計算問題が、これまでに出題されたような問題とは少し異なる問題が出題されたり、出題量が少なくなったり、得点しにくくなっています。それに対し、送配電に関する計算問題は過去問の類題が出題されることが増えているように感じます。
過去問の類題が出題されるので、送配電に関する計算問題である程度得点できるように理論をしっかり学習しておきましょう

 

2022年対策のポイント<機械>

近年の機械の問題は、得点源となる問題と、難易度が高い問題と二つに大きく分かれているように感じます。得点できる問題と難しい問題を自分で素早く判断し、確実に点数を重ねられるかどうかが合格のポイントになります。
機械は分野が多いため、得意な分野で得点して苦手な分野をカバーしようと考える人もいらっしゃるかと思いますが、苦手な分野も「ここは得点できる」というところを少しでも増やしておくことができると良いです。

直流機、誘導機、同期機、変圧器の4機器をメインに学習される人が多いと思いますが、それ以外の分野もある程度学習しておかないと、4機器で見慣れない問題が出題された場合に得点を伸ばすことができません。また、最近はパワーエレクトロニクスの問題も以前より出題数が少し増えてきているように思います。
直流機、誘導機、同期機、変圧器とパワーエレクトロニクスで全体の約半分を占め、その計算問題は理論の知識理解が必要です。計算問題で得点が伸びない場合は、理論の内容がしっかり理解出来ているか、確認しましょう

また、ブラシレスDCモータやステッピングモータなど、様々なモータの特徴や概要を問われるような問題が増えているように感じます。文章問題で出題されているので、これらについても覚えておくと、より安定して得点できるでしょう。

 

2022年対策のポイント<法規>

近年の試験は、計算問題の割合が少し減少していることもあり、計算問題で得点を伸ばしにくい年が多かったように思います。
しかし、計算問題は大体出題されるパターンが決まっているので、できるだけ得点できるように学習しておきましょう。法規の計算問題は理論の知識理解を必要とするものが多いですので、特に回路の計算でつまずいた場合は、理論が本当に理解できているかも確認しましょう。

全体を通して、これまでの出題の類題も出題されていますので、過去問を繰り返し演習しましょう。
文章の正誤を問われる問題は、答えとなる選択肢以外の文章についてもしっかり確認して覚えるようにしましょう。

関東に大きな影響を与えた台風の影響で、法改正となった部分もあります。令和3年の試験にも該当の法令に関して出題があったので、確認しておくようにしましょう。

 

2022年対策のポイント<全科目合格>

以上、4科目それぞれの合格のポイントを考えました。
しかし、電験三種はそれぞれの科目を合格できたとしても、全科目の合格を3年以内に揃えないと、せっかくの科目合格も消えてしまいます。

各科目それぞれポイントとなりますが、全科目合格できるか、大きなカギとなるのは理論ではないかと思います。
電力、機械、法規は比較的これまでと似た出題もあるため、過去問を学習していれば合格できる可能性が高いです。それに対し、理論は過去問をとりあえず何周も解いたというだけでは、おそらく得点が伸びないと思います。

電験三種は、4科目のうち、まず始めに学習するのは理論です。
この理論をおろそかにしてしまうと、その後電力や機械、法規は暗記問題や過去問の類題で得点を伸ばし合格できたとしても、結局理論が合格できず、科目合格が消えてしまい、“負のループ”に陥ることになってしまいます。

 

まとめ

以上、合格の必須条件を科目ごと、全科目合格で考えてみました。
これまでたくさん合格された方がいらっしゃいましたが、スムーズに勉強が進んだ方はやはり数学に不安がなく、理論をしっかり理解されていらっしゃいました

翔泳社アカデミーは電験三種に合格したスタッフが多数在籍しており、受講生の悩みや電験三種の難しさを実感しています。これらの問題点を電験三種のエキスパートである講師と検討し、幅広いレベルの受講生を確実に合格に導くために作成したのが「電験3種合格特別養成講座」です!
また、翔泳社アカデミーのスタッフは「電験3種合格特別養成講座」の教材を使い、電験三種に合格しています。

電験三種は、確かに大変難しい資格です。しかし、勉強方法さえ間違えなければ確実に合格できる資格だと考えています。
電験三種の勉強で悩んでいる皆さんが一人でも多く合格できるように、そんな願いを込めて作った講座です。

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これから電験三種を勉強する人も、すでに勉強を始められている人も、あと1科目だという人も、頑張っていきましょう!