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2021.07.19
NEW よもやま話

電験三種が令和4年度から年2回受験できる!?

少し前から「電験三種は来年から年2回受験できるようになるのですか?」というお問合せが増えました。

このソースは、経済産業省産業保安グループ 電力安全課の令和3年3月22日付資料「電気保安人材の持続可能な確保・活用に向けた制度のあり方について」であると思います。
本件は、令和3年4月5日に電気新聞に掲載されました。この電気新聞の記事がかなり多くの方に見られているようです。

今回は、どのようなところが変更されるかをまとめてみました。

 

目次

  1. 電験三種の試験制度が変わる
  2. CBT方式(Computer Based Testing)試験とは
  3. 試験制度が変わることで何が起こるのか?
  4. 受験対策はどうするべきか?

 

電験三種の試験制度が変わる

経済産業省の「電気保安人材の持続可能な確保・活用に向けた制度のあり方について」の内容について電験三種を目指す人に必要なところだけを要約すると、次のようになります。

(1)2030年に第三種電気主任技術者(外部委託向け)の需要に対して不足していて、具体的には2030年(令和12年)には、2,000人不足する予測。人材確保のための対策のひとつとして試験制度改革を検討する。
(2)合格者を増やしても質の低い電気主任技術者ばかり増えるのは本末転倒。(試験の難易度は下げたくない)
(3)受験機会を年1回から年2回(上期・下期の半年毎)増やしてはどうか。科目合格制度の有効期間は現在の3年としてたままとする。
(4)試験方式を現在のマークシート式に加えて、CBT方式(Computer Based Testing)を導入することで、受験日時を一定期間内の複数の試験日・時間帯から選択できるものとすれば、平日での受験も可能となり、さらなる資格者増加に繋がる。

 

CBT方式(Computer Based Testing)試験とは

CBT方式(Computer Based Testing)とはコンピュータを使った試験方式のことです。
受験者はコンピュータの表示される問題に対して、マウスで入力していきます。
CBTの多くが1年間を通じて好きな日時で受験できる上、試験会場となるテストセンターも全国に多数あります。経済産業省の管轄であるIPA情報処理推進機構では、ITパスポート試験、基本情報処理試験等すでにCBT方式を導入しています。

 

《主なテストセンター》
株式会社 シー・ビー・ティ・ソリューションズ
全国280カ所の試験センター
日本漢字能力検定、日商簿記、秘書検定、インターネット検定.com Master、他

プロメトリック 株式会社
全国160カ所の試験センター
ITパスポート、基本情報処理試験、Iot検定、工事担任者養成課程、他

株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ
全国350カ所の試験センター
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)、IC3、アドビ認定アソシエイト、PHP技術者認定試験、Pythonエンジニア認定試験、他

 

試験制度が変わることで何が起こるのか?

 

まだ、(一財)電気技術者試験センターから正式な告知はされていません。
そのため経済産業省としての方向性は確定のようですが、細部の決定ではこれからでしょう。
試験制度が変わることで、気になるところは次の通りです。

上期・下期の年2回の試験日は、具体的に何月と何月であるのかわかりません。
しかし、年2回になることによって「どうせ年2回受けることが出来るし」と言って受験者の勉強量が散漫となり、最初のうちは合格者がかえって減るかもしれません。
ただし、長期的に見ると年間合格者は増えていくかもしれませんので、どうなるかは今後の状況を見ていく必要があります。

令和5年度からのCBT方式の試験ということは、1回の試験で一定期間実施するわけですから、(一財)電気技術者試験センターはかなりの数の問題を作成することとなります。
過去問について現在のように「今年の試験問題と解答」というような公開できないのではないかもしれません。
ただし、こちらもどうなるかはわかりません。
一つ言えることは、どのような問題が出題されても対応できるように、基本からしっかり学習し、自分の力で問題を解けるようになることが必要です。

 

受験対策はどうするべきか?

今年の令和3年度の電験三種は、8月22日(日)です。来年の試験日程は、例年ですと、10月後半から12月頃に発表されます。

問題は、試験日程が確定してから試験勉強を始めると多くの場合間に合わなくなる場合が多いものです。
毎年今頃に「試験が終わってから考えます」と言う人と、すぐに勉強を始める人に別れます。
試験が終わった後に「もっと早くから勉強しておけばよかった」という声をたくさん聞きます。

1番大事なことは、すぐに勉強を始めることです。
電験三種の試験範囲はかなり広いものです。間に合わないと簡単に年単位で合格が遅れてしまいます。