平成26年度 電験三種試験 合格基準点について

 

本日10月22日(水)は、電験三種試験の結果発表日でした。

合格された皆様、おめでとうございます。

翔泳社アカデミーにも受講生の皆様から、合格の報告が次々と届いております。

惜しくも合格点に届かなかった方も気を取り直して、来年ぜひ頑張ってください。

 

 

さて、皆様から度々「合格基準点」についてのご質問をいただくことがあります。

「合格基準点」は毎年、結果発表日に試験の実施団体である(一財)電気技術者試験センターから公表されます。

電験三種の難易度は年度によって異なるので、合格基準点を調整しているのです。

試験の採点をした結果、この基準点を超えていれば合格となりますが、各科目とも配点が決まっておりますので、実際はこの基準点を超えた得点可能な最低点が合格となります。

例えば、今年の理論の合格基準点は「54.38点」以上ですが、配点は1問5点ですので、合格点は「55点」以上です。

 

平成26年度の電験三種合格基準点は、ここ最近としては高く設定されました。

このことを単純に見れば、全体的に複雑な問題が少なく、例年よりも取り組みやすい問題が多かったということなのだと思います。

特に、電力科目の合格基準点が58.00点(去年56.32点、一昨年55.00点)と高いのが特徴的です。

 

では、問題自体は本当に簡単だったのでしょうか。

講師からは「相変わらず難易度は高いが、ここ最近の傾向から考えるとひねった問題は減り、基本を問う問題が多かった。」とのコメントがありました。

サポートスタッフに聞いてみると「理論は、例年ほど高い計算力が求められなかった。」「最難関科目の機械でも、例年より取り組みやすい問題が多かった。」「当社の講座(翔泳社アカデミー)では、基本を重視した方針でサポートしているので、サポートを受けている多くの受講生からは好評価を頂きました。」とのことでした。

 

 

それでは改めて、冷静に合格率の推移を見てみましょう。
ここ10年以上にわたって合格率を見てみると、3年間だけ10~11%がありましたが、あとの8年間は1ケタです。

国家試験としては、十分に難関です。

特に、平成23年~平成24年は5%台と極端に厳しい数字ですが、ここ2年間は8%台と回復傾向にあります。

 

電験三種の試験は、毎年「あと5点 = 1問」「あと10点 = 2問」が取れなくて、3年で4科目揃わず泣いてきた受験生が沢山おられます。

今年取れた点数に来年も届くとは限りません。

だから、科目合格留保制度で最初に合格した科目の合格が切れて再びその科目を受験しても合格できないということが起きるのです。
「あと5点、あと10点がとれない・・・」これが、電験三種です。

来年挑戦される方は、これらのことを留意されて、今年の試験に関するいろいろな声にあまり惑わされずに勉強されることをおすすめいたします。

 

 

尚、合格基準点についての詳細は、下記をご参照下さい。
今年のデータを含めた6年間の推移が掲載されています。

電験三種の合格基準点について

 

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